フランスにお住まいで、ペットをご検討の方は、ぜひ犬種に最初から囚われず、まずはSPAに足を運んでみていただければ、と思います。
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SPAって?
フランスも日本と同じく、捨て犬・猫等の動物愛護が問題になっているようです。
「World Anima Protection」のデータによると、Animal welfare standards(動物福祉基準)に基づきフランスと日本を比較すると、それぞれ「C」と「D」となっています。
動物愛護の問題の解決に向け、フランス全土で一役を買っているのが、「Société Protectrice des Animaux(ソシエテ・プロテクトリス・デ・ザニモー、SPA)」という動物保護協会です。
「World Anima Protection」のデータによると、Animal welfare standards(動物福祉基準)に基づきフランスと日本を比較すると、それぞれ「C」と「D」となっています。
若干ですが、フランスの方が動物愛護の観点からは、先進国であるようです。
動物愛護の問題の解決に向け、フランス全土で一役を買っているのが、「Société Protectrice des Animaux(ソシエテ・プロテクトリス・デ・ザニモー、SPA)」という動物保護協会です。
どのような組織?
フランス国内に60以上の拠点を持っています。なんと1860年時点で公益事業として認められていたとのこと(日本にも、ぜひこういった息の長い保護協会が根付いてほしいですね)。
なお、SPAは、犬や猫以外にも、馬、豚、牛、羊、ヤギ、NAC(うさぎ、鳥、昆虫、他)など色々な動物を保護しているようです。
実体験! 筆者も、実際にSPAからミニチュア・ピンシャーを引き取りました。
フランスに住み始めた2002年。レンヌのSPAのシェルターから1匹の成犬を実際に引き取ったことがあります。
当時から2018年の今日まで引き続き運営されているところを見てみても、かなり本格的かつ継続的に活動している組織だということがわかります。
筆者がSPAから引き取った犬は、メスのミニチュア・ピンシャー。引き取った当時は既に2歳くらいでしたが、とても人懐っこく、健康で元気な成犬でした。
SPAを訪れる前、筆者は全く別の犬種(フレンチ・ブルドッグ、又はボストン・テリア)を希望していたはずだったのですが、、、
SPAのケージに入っているこのミニチュア・ピンシャーの姿を見たほぼその瞬間、「この子が良い!」と感じ、引き取りを決意したことを鮮明に覚えています。
結果、彼女は、私の人生に数えきれないほどの幸せな瞬間をくれました。大げさですが、筆者は一生、彼女へ感謝し続けることだろうと思っています。
フランスにお住まいで、ペットをご検討の方は、ぜひ希望の犬種に囚われず、SPAに足を運んでみてください。きっと素敵な出会いがあると思います。
お引き取りにあたっての、ご参考。
ご参考まで、2018年6月現在のWebsite上の情報によると、例えばSPAから犬をお引き取りになるためには、成犬であれば250€、子犬であれば300€の協力金が必要になるようです。詳しくはこちらをご参照ください。
【参考資料】
「35 - Refuge de Rennes | SPA」https://www.la-spa.fr/rennes
「World Animal Protection | Animal Protection Index」https://api.worldanimalprotection.org
「35 - Refuge de Rennes | SPA」https://www.la-spa.fr/rennes
「World Animal Protection | Animal Protection Index」https://api.worldanimalprotection.org
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